
韓国ソウルのマリオットホテルに於いて、第4回東アジアスパ会議が行われ、
そこで日本代表として講演を致しました。
東アジアスパ会議とは日本・中国・韓国・モンゴル4カ国のサウナ・スパ関連の
政府系団体や協会が、一同に会して行う国際会議ですが、本年も百数十名の
関連代表者が集まり盛大に実施されました。
私の講演内容は、温浴施設の温暖化防止対策とコストダウンの両立についてで、
日本における温暖化防止対策の現状やコストダウン成功事例の話をしました。
特に韓国代表の方々は、終了後も多くの質問をして下さったり、
政府に対する働きかけを手伝ってくれないか?・・などと非常に熱心でありました。
この会議は、5年前に中国が中心になって組成され(その時は北京の人民公会堂で
日本の温浴施設繁盛事例についての講演をしました。)、以来持ち回りで毎年一度
行われます。中国の飛躍的成長を視野に入れてずっと参加し続けているのですが、
温暖化防止やコストダウンに対する興味はあまり感じられませんでした。
元より、私は原則縮小の日本経済を憂い東南アジア、特に中国での
ビジネス展開の夢を持っており、日本の専門学校と4年生大学を卒業した中国人の女の子
(何と卒業論文は『日本の温浴施設の素晴らしさについて!』)を昨年新卒採用したくらいです。

話は戻り、5年前時点で中国全土で約10万か所のスパ施設(日本は現状約3万か所)と
言っていたものが、15万か所に増加しているとのことで、成長速度と市場規模の
大きさに今更ながらびっくりしました。
この会議を通して感ずる処は、
(1).東アジアスパ会議をスケールアップして、地球上の約半分の人口が存在する
『東南アジアスパ会議』にしたらもっともっと素晴らしい学習ができるだろうということ
(これは参加した日本代表の皆さんが一様に言っていたこと)
(2).日本の温泉文化の発信や、日本が誇る緻密なホスピタリーサービスをもっと
多角的に伝播することができたらいいなあ
ということです。
現在、MICE(マイス)ビジネスが注目されています。マイスビジネスとは、
M=Meeting:会議・研修・ゼミナー、I=Incentive:招待・優待・視察、
C=Convention:学会・国際会議、E=Exhibition:展示会の頭文字をとったものですが、
MをMedical:医療と考える向きもあります。温泉・日本旅館・医療・イベント・会議・展示会・土産物など、
日本はアジアに誇れる観光地や施設、そして満足度の高いサービスが数多くあります。
伸びゆくアジアのお客様に日本を楽しんでいただきながら輸入型内需ビジネスをし、
そして日本文化を伝播した形でアジア各国の文化・慣習と融合したニュービジネスを創れたらと、ずっと思い続けています。




